会誌「森林技術」

No.921

2018年 12月 10日 発行
○表紙写真○

つくばね発電所
(奈良県吉野郡東吉野村小(おむら))
大谷彩貴氏撮影

 54年ぶりに復活したつくばね発電所。山を流れる川から水を引き,105メートルの落差をいっきに落として水車を回し発電機を動かします。その回転数は,最大1分間に1,200回転以上で,発電量は82kWhになります。これは,8月中旬の定期点検中に撮影したものです。
No.921
 

目    次
 
 
論 壇          小水力発電への期待と普及促進に向けて
稲垣守人  2
 
連 載          森と木の技術と文化
             第15話 「国際的スキー場」
内田健一  7
 
特 集          小水力発電〜林内に眠るエネルギーの可能性〜
 
             国有林の効果的な利活用による小水力発電の取組
              〜花の郷水力発電所〜
渡部昭心  8
 
             地域主導型の小水力発電事業を部局横断で支援する
             「小水力発電キャラバン隊」
赤羽又三郎 12
 
             つくばね発電所の復活で東吉野村を元気に
大谷彩貴 16
 
連 載          菊ちゃんの植物修行II 奮闘的ジャーニー23
             シオジの来訪者〜キム博士と旅した四日間〜
菊地 賢 20
 
特別寄稿        森林の改善にはヨーロッパ方式の択伐林の導入を(補遺)
梶原幹弘 22
 
連 載          パリ協定と森林
             第十三回 IPCC1.5℃特別報告書のポイント
石内 修 26
 
本の紹介        「複合林産型」で創る国産材ビジネスの新潮流
            川上・川下の新たな連携システムとは
伊藤勝久 28
 
            こんな樹木葬で眠りたい
            自分も家族も幸せになれるお墓を求めて
小池孝良 28
 
統計に見る日本の林業  国産材の素材生産量は近年増加傾向
林野庁 30
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