○表紙写真○
薪の備蓄を兼ねた東屋
(山梨県山中湖村) 藤原章雄氏撮影
この東屋の壁面は丸太を積んだだけの構造です。丸太は演習林管理で発生する枯損木で,腐れが少し入っていたりしますが,きれいに切りそろえて積むと美しい外装になります。これらの丸太は乾燥後には薪になり,毎年入れ替わっています。
(文:齋藤暖生氏,p.16-19参照) |
目 次
●論 壇 薪利用がもたらす森林への効果 ―東京都多摩地域における薪生産から考えること 佐藤孝吉 2 ●特 集 薪の利用と森林 地域材の有効活用としての薪販売 佐藤駿一 8 薪販売を通じて林業の魅力を伝える 大久保仁史 12 東京大学富士癒しの森研究所における薪の活用 齋藤暖生 16 |
●報 告 20 第11回 若手林業ビジネスサミット 2021 in 長野 / 福井を終えて 森 早紀・佐橋 潤 24 日本森林学会・日本木材学会 合同大会企画「若手の会」 どんな木がいい木? 小瀬亮太・半 智史・戸田浩人 32 里山林の枯損木活用法の提案 ―ペール缶を使った新たな簡易炭焼きの検討 市川貴大 ●統計に見る日本の林業 23 森林・林業・木材産業と 2050年カーボンニュートラル 林野庁 36 第34回森林レクリエーション地域●本の紹介 36 マウンテンバイカーズ白書 武 正憲 ●緑の付せん紙 「美しの森づくり活動コンクール」推薦募集 日林協 編集担当 | ●連 載 7 新・誌上教材研究 その62 子どもにすすめたい「森」の話 森とともにあるくらし〜自然保護を考える(4)〜 山下宏文 26 研修そして人材育成 第39回 現場の技術と競技の技術 水野雅夫 28 チェンブレ! (24) 拝啓 青春林業時代から30年後の私へ 國武智仁 30 産業界とともにめざす森林再生の未来III 第19話 4.国産材の需要拡大への取り組み (5)輸出向け販路拡大に向けた取り組み 松原大地 37 東日本大震災と植物 (12)(最終回) 「緑の防潮堤」の教訓 黒沢高秀 |