会誌「森林技術」

No.956

2021年 12月 10日 発行
○表紙写真○

野付半島のエゾシカ
(北海道野付郡別海町)
石井陽子氏撮影

 エゾシカはニホンジカの亜種の中で最も大型で,北海道に生息しています。道東に位置する野付半島は比較的雪が少なく,エゾシカの越冬地となっています。3叉4尖の立派な角を湛えたオスジカはこの群れのリーダーでしょう。野付風蓮道立自然公園内のエゾシカたちはくつろいだ様子ですが,食害対策として囲いわなによる捕獲が行われています。
No.956

                               
                       目 次
●論 壇  ジビエ利用が目指すもの
       〜利用の広がりに向けて〜                                          押田敏雄 2
 
●特 集  ジビエ利用の広がり
 
      ジビエ料理の魅力
       ―「安全においしく食べる」から生まれる食文化の広がり                  藤木徳彦  7
 
      いなばのジビエ
       ―解体技術のスキルアップと連携活動でジビエ利用の推進      米村晴己 10
 
      ジビエと狩猟文化による地方創生
       ―山梨県丹波山村での取組                    保坂幸徳 14

      野生鳥獣の地域資源としての可能性                 小林信一 18       
  

技術者コーナー
24 36. 2030年に向けたEUの新森林戦略:
           近自然林業,気候変動,経済のバランス
   香坂 玲
 
●本の紹介
28 市町村担当者のための林道入門
   小林洋司
 
緑の付せん紙
28 令和3年度 林業技士スクーリング開講!
   森林系技術者養成事務局











 



 

●統計に見る日本の林業
30 我が国の木材輸出額の推移
   林野庁

●連 載
21 森と木の技術と文化 
     第33話 薪の給湯器
     内田健一
 
22 分け入っても分け入っても青い山(5)
   黒鶴稲荷野草レスキュー
   佐々木知幸

 












 
 

        
↑ページのトップへ戻る