○表紙写真○
森林作業道の作設
(長野市松代町西条地区) 鈴木秀典氏撮影
盛土ののり尻(土を盛り上げ始める最初の部分)になる部分を掘削しています。掘削して水平な面をつくると同時に,水平面を締め固めて強固にしてから土を盛り上げることで,安定した盛土をつくることができます。この掘削から作設を始めるため,作業道の全体的な形状をイメージして最適な掘削位置を決定することが重要です。
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目 次
●論 壇 これからの路網整備のあり方 鈴木秀典 2 ●特 集 これからの路網整備 地理空間情報を用いた路網整備適地の解明 白澤紘明 8 作業システムに応じた路網整備の実際 前田章博 12 多機能な森林に必要とされる路網 長瀬雅彦 16 |
●報 告 22 森林の多面的機能と林相・林齢との関係 山浦悠一ほか 24 松川実験林が教えてくれること ―天然林択伐施業試験70年の成果― 石橋 聰 31 日本森林技術協会 第76回定時総会報告 ●本の紹介 28 森林保護学の基礎 肘井直樹 28 造林樹木学ノート 齋藤暖生 ●統計に見る日本の林業 30 森林環境譲与税を活用した取組状況 林野庁 | ●連 載 7 森と木の技術と文化 第31話 自在鉤 内田健一 20 分け入っても分け入っても青い山(3) 身体化した草原の豊かさ 佐々木知幸 |