平成3年 1991年(586〜597号)
総目次
論 壇
耐雪から利雪の時代へ 媚 山 政 良 587
ドイツ(旧西ドイツ)の外国人林業労働者問題を見て 神 沼 公三郎 588
森林を巡る国際的な議論の展開 青 柳 朋 夫 589
林業センサス’90を読む 赤 羽 武 590
人工林の生物害対策 小 林 一 三 591
流域の話 高 山 茂 美 592
現在における海岸保安林の役割と意義 筒 井 迪 夫 593
現場の研究を助長し、有効性を高めるために 藤 森 隆 郎 594
林芸(フォレストアート)のすすめ 岸 本 潤 595
熱帯林と日本人 原 剛 596
林業技術の再構築 − 転換期を迎えた内外の林業生産技術から 赤 井 龍 男 597
解 説
CO2排出規制案の背景 河 村 武 586
地球の温暖化と日本の気候・森林 安 田 喜 憲 586
森林と環境変動 ’ 森 川 靖 586
地球温暖化と熱帯林 − なぜ熱帯林が問題となるか 小 林 繁 男 586
気候変動と世界の食糧生産 内 嶋 善兵衛 586
雨が凍って雪になる? 藤 吉 康 志 587
水資源としての雪と森林 志 水 俊 夫 587
冠雪害抵抗性の力学的評価 中 谷 浩 587
阿蘇・竹田災害について 竹 下 敬 司 587
林材業の労働力対策を考える 長 塚 耀 一 588
地球温暖化と温帯林・北方林 渡 邊 定 元 588
平成3年度林業関係予算案の概要 亀 澤 玲 治 588
山をよく見てかみしめて 編 集 部 588
作業道における今日的課題 岩 川 治 589
作業道の作設と維持 湊 克 之 589
ミニフォーワーダ(小型林内作業車)の利用と展望 後 藤 純 一 590
小型林内作業車の普及例
宮城県におけるホイールタイプ小型運材車の普及について 佐々木 幸 敏 590
福岡県における小型林内作業車の普及状況 原 田 憲 之 590
第102回日本林学会大会研究発表の概要 590
林政部門 川村 誠・松下幸司
経営部門 松村直人・駒木貴彰
保護部門 村井直樹・福田健二
立地部門 田中永晴・相沢州平・平井敬三
ハイテク部門 細井佳久・木下 勲
造林部門 吉村研介・田内裕之・森 茂太・大原偉樹・井鷺裕司・田淵隆一
防災部門 芝野博文
利用部門 岩岡正博・鈴木保志
松くい虫防除はこう変わる − 生物防除と発生予察の導入 竹 谷 昭 彦 591
樹幹注入剤のマツ樹体内への影響 中 川 茂 子 591
これからの治山事業のあり方 菊 池 章 592
治山技術展望 − 緑化技術の流れと今後の課題 堀 江 保 夫 592
地球温暖化と温帯林・北方林(3) − 森林管理技術の方向 渡 邊 定 元 592
日本の海岸砂丘の成因と分類、その消長 赤 木 三 郎 593
海岸砂地での植物の生育と水 遠 山 柾 雄 593
海岸クロマツ林の防災効果と生育管理 金 澤 洋 一 593
神奈川県湘南海岸の砂防林 編 集 部 593
日本の主な海岸林 橋 岡 伸 守 593
雑木林型山村と地域振興の主体形成 − 高知の山村を中心に 大 野 晃 595
民有広葉樹林の伐採および更新の現状と課題について 久保山 裕 史 595
農林家の山林経営と広葉樹 佐々木 孝 昭 595
宮崎県耳川地域の民有林における広葉樹資源と利用の現状ならびに今後の展望 甲 斐 重 貴 595
大学林学科の改編問題についての提言 森林・林業教育問題懇談会 595
シニアフォレスター会議分科会2題
「天然林の経営と実地作業」分科会から 桜 井 尚 武 596
「失われた緑の回復」分科会から 藤 森 隆 郎 596
目だたないが重要な資源・マングローブ
マングローブ、その分布と生態 荻 野 和 彦 596
マングローブ、その利用と保全 堀 健 治 596
林業教育をどうするか
一般への啓蒙普及は小さな点の行動から 真 砂 典 明 597
専門教育と技術者確保 菅 原 聰 597
湘南学園高等学校の研修旅行から 編 集 部 597
森へのいざない − 親林活動をサポートする
10.北海道日高町の自然案内人 − インストラクター活動の紹介 斉 藤 征 勇 586
11.森林教室での質問あれこれ 大 橋 健 治 587
12.諸外国におけるサポート活動(1)
自然解説の技術 − アメリカ国立公園局の例 大 田 正 豁 588
イギリス 藤 田 均 588
13.ネイチャーゲーム(1) − やわらかい日ざしの下で 降 旗 信 一 589
14.諸外国におけるサポート活動(2)
オランダ 黒 田 大三郎 590
ベルギーにおける自然教育 藤 田 均 590
15.ネイチャーゲーム(2) − 人も自然も躍動のときに 降 旗 信 一 592
16.森林での自然学習活動に思う − 何を、どのように、何のために 小野木 三 郎 593
17.手作りの森林教室から 豊 沢 満 594
18.ネイチャーゲーム(3) − 小さい秋を見つけながら 降 旗 信 一 595
19.子供といっしょに雪中キャンプ 秋田谷 英 次 596
20.森に聴く − 森林サウンドヘのいざない 佐 野 清 彦 597
あの山はどうなった
1.ジフィーポット造林について 酒 井 正 秀 588
2.風害跡地更新未処理林分(シシヤモナイ国有林) 水 正 貞 教 589
3.成長限界試験林20年の成績 谷 口 吉 信 589
4.静岡県の精英樹次代検定林のその後 伊 藤 守 夫 591
5.ていねい植え 山 根 明 臣 591
6.北海道におけるカラマツ育種種苗の造林成績 − 精英樹次代検定の結果から
大 島 紹 郎 592
7.商品生産林業を目指した山づくり 橋 本 武 雄 593
8.薪炭林樹種改良試験地の50年 本 田 健二郎 595
9.豪雪地におけるスギ造林地のたどった道 高 橋 教 夫 596
10.苗場山ブナ天然更新試験地の今 五十嵐 毅 597
新年のごあいさつ 鈴 木 郁 雄 586
第37回森林・林業写真コングール優秀作品(白黒写真の部)紹介 586
日本林業技術協会第46回通常総会ならびに創立70周年記念式典報告 591
第37回林業技術賞業績紹介 594
<林業技術賞>
シイタケ栽培技術の改善 武 藤 治 彦
第37回林業技術コンテスト要旨紹介 594
第2回学生林業技術研究論文コンテスト要旨紹介 594
随 筆
木の名の由来 深津 正・小林義確
34. ホルトノキ 586
35.ハンノキ 587
36.センダン(楝) 588
37.モモ(桃) 589
38.マロニエ(セイヨウトチノキ) 590
39.ニワトコ(接骨木) 591
40.クスドイゲとカカツガユ 592
41.イチョウ(銀杏) 593
42.クルミ(胡桃・呉桃) 594
43.カキ(柿) 595
44.ハシバミ(榛) 596
45.ウワミズザクラ 597
森への旅 岡 田 喜 秋
22.富士山麓の樹海を歩く 586
23.竹林へのあこがれと効用 587
24.宮沢賢治の歌った森 588
25.ユキツバキの咲く山里 589
26.木の芽峠の今昔 590
27.伯母子峠越えの山肌 591
28.ヨセミテの林間を歩く 592
29.スコットランドの樹と花 593
30.ユーゴスラビアの多彩な地表 594
31.「黒い森」のイメージと樹相 595
32.砂漠地帯の緑にひかれて 596
33.クリスマス・ツリーに想う 597
風土と薬用植物 奥 山 徹
1.ふるさとから学んだ薬草 589
2.ニリンソウを食べて トリカブト中毒事故 590
3.スイスアルプスを行く 591
4.ハーブテイー そしてジューン・ブライド 592
5.紅花のロマン 593
6.夏バテ百科 594
7.神無月と秋の七草 595
8.秋の七草・クズと高根湯 596
9.冬至そして新年に向かって 597
技 術 情 報 586〜588 590〜591 593〜594596
Journal of Journals 587〜593 595〜597
林業関係行事一覧 586〜597
農林時事解説
年の始めの当たるも当たらぬも八卦 586
コントラストもギャップも 587
「木」はいつからゴミに化けた 588
林業センサスは語る 589
世論調査を見ての憂さ晴らし 590
緑を創造するか・シニアフォレスター会議 591
花の女子大生に教わる 592
現代人の住居志向にどうこたえる 593
たかが2兆円、されどああ2兆円 594
地球に優しい5寸角 595
ホントがウソでは困るのである 596
「暗」を「明」にするもしないも 597
統計にみる日本の林業
林家の動き 586
林家以外の林業事業体の動き 587
廃棄物問題と木材の有効活用 588
わが国の森林の現状 589
丸太の輸入量 590
林家の経営動向 591
今後の住宅需要の動き 592
世界の熱帯林の現状 593
山林管理の動向 594
農山村地域振興に寄与する国有林 595
最近の経済と住宅建設の動き 596
林業高校卒業生の進路 597
林政拾遺抄
湖上の森づくり 586
山居倉庫 587
高密路網 588
森林は民生のゆりかご 589
ヤマノウチスギ 590
御殿林 591
筏師 592
ヨーボヤ魚付き林 593
間伐小径木 594
山菜の里 595
国土保全作業隊 596
錦帯橋 597
木と住まいの美学
品格がある門口 586
すてきなホームバー・セット<最終回> 589
只木良也の5時から講義
姓名あれこれ 591
木ヘンに無、木ヘンに有? 592
ズラ文化帯論 593
東は東、西は西 594
植林せずに植生した自然林 595
お爺さんはグリーンキーパー 596
檜の八寸角芯去り四方柾 597
本 の 紹 介
『森と人間の歴史』(J.ウエスドビー著、熊崎 実訳) 渡辺 桂 586
『農学・生物学のためのコンピュータ入門』(上村賢治・関本年彦・高野 泰著) 川端 幸蔵 587
『丘陵地の自然環境 − その特性と保全』(松井 健・武内和彦・田村俊和編) I.Y 587
<第三版>『酸性雨 − 生態系に与える影響』(酸性降下物対策検討委員会編) 堀 大才 588
『森の虫の100不思議』(日本林業技術協会編) 石井 健雄 588
林業改良普及双書107『多様な森林施業』(藤森隆郎著) 荒木 誠 589
林業マンのためのやさしい経営シリーズ (3)『機械化・路網・生産システム − 低コスト林業確立のために』(南方 康著)
森岡 昇 590
『九州緑の道 九州国有林林道100選』(熊本営林局編) Y 590
樹医の診療日記『木の声がきこえる』(山野忠彦著) 坂本 純子 591
資源環境問題の源流『森と水の社会経済史』(田中 茂著) 北尾 邦伸 592
『北方落葉広葉樹のタネ − 取扱いと造林特性』(森徳典著) 横山 敏幸 593
『土の物質移動学』(中野政詩著) 加藤 正樹 594
『緑化木・林木の害虫』(小林富士雄・滝沢幸雄編著) 山田 房男 595
『大規模林業経営の展開と論理』(大嶋顯幸著) 森本 泰次 596
『熱帯雨林の生活 − ボルネオの焼畑民とともに』(井上 真著) 岡 裕泰 597
こ だ ま
コンセンサスの醸成 586
バックトゥザフォレスト 587
不在村者等のための森林管理 588
ライフスタイルは自然にやさしいのか 589
『森と人間の歴史』を読んで 590
今なぜスギか 591
ささやか植樹祭 592
森林づくり上下流協力への道 593
山村・林業の行方 594
林業統計の曲がり角 595
国有林野事業業務研究発表会 596
自然保護関係者に期待する 597
会員の広場
環境理論をめぐる諸問題 山口 博昭 587
木炭・パーライトを填充した樹木の外科手術 中村 克哉 587
間伐における伐木造材作業の改善 − 先行枝払いの有効性 石川知明・浜島利一 588
比日林業共同研究の進展と深化 − フィリピン大学と熱帯農業研究センターの共同研究 田中 信行 589
アメリカにおける森林総合的利用の一事例 − 南中央部コネティカット地域水道公団の水源林管理 伊藤 敞 589
造林者の立場から 佐藤 彦一 589
おとなになる前に教えたいこと 小原 孝文 590
チェーンソーのチェーンオイルを純食用植物油に交替させる提言 大河原昭二 591
身近な国際協力『海外受け入れ研修』 宮崎 宣光 592
65年生ケヤキ林の間伐効果 有岡 利幸 592
林業現場からの自然保護運動への逆説得の試み 西園 靖彦 596
そ の 他
第37回林業技術コンテストについての予告 586
第2回学生林業技術研究論文コンテストについて 586
第38回森林・林業写真コンクール作品募集要綱 586
第37回林業技術賞についての予告 587
日本林業技術協会第46回通常総会・創立70周年記念式典ほか関係行事のお知らせ 589
第38回森林・林業写真コンクール入選者の発表 590
第37回林業技術賞および第2回学生林業技術研究論文コンテスト入賞者の発表 590
第37回林業技術コンテスト入賞者の発表 591
平成3年度『空中写真セミナー』開催のご案内 592
平成3年度山火事予知ポスター「図案」「標語」募集要領 592
第38回林業技術賞についての予告 594
第38回林業技術コンテストについての予告 594
第3回学生林業技術研究論文コンテストについて 594
第39回森林・林業写真コングール作品募集要綱 595
出火事予知ポスター“標語・図案”入選者の発表 597