会誌「森林技術」

No.905

2017年 8月 10日 発行
○表紙写真○

屋内天然乾燥場
(奈良県吉野郡吉野町)
阪口製材所撮影

 阪口製材所の天然乾燥材の一部で,これは5 年経過したものです。乾燥完了までには長い時間を要しますが,納期が最短であるというニーズを優先した結果,大断面・長尺材等をストックしておくという方法になりました。この方法が最適であり,これにより安心感を生み出しています。
      (文:阪口浩司氏)
No.905


 目    次
 
論 壇        木づかい社会の定着のための突破口
            〜木材コーディネーターは誰に何を伝えなければならないのか〜
安田哲也  2
 
 
連 載        森と木の技術と文化
           第7話 木登り
内田健一  7
 
特 集        木材生産者と消費者をつなげる
 
           生産者と消費者,それぞれに顔の見える関係づくり
            ―注文材に対応できる山づくり
内木篤志  8
 
           西川・森の市場の取組
            ―てにもりの家づくり―
井上淳治・大沢 宏・松澤静男 12
 
           山と消費者をつなぐ
            〜阪口製材所が取り組む家づくり〜
阪口浩司 16
 
トピック      大径材を利用した椅子
平戸 昭 20
 
連 載        菊ちゃんの植物修行II 奮闘的ジャーニー15
           男三人,雪山を行く(後編)〜偽高山帯,そして栂ノ木は残った〜
菊地 賢 22
 
連 載        産業界とともにめざす森林再生の未来II 第4話
          国際航業株式会社
          空間情報技術を活かした地球温暖化防止への取り組み
           〜REDD+における衛星リモートセンシング技術の活用〜
中西 平 24
 
本の紹介      温暖化対策で熱帯林は救えるか
           住民と森林保全の相利的な関係を目指して
平塚基志 26
 
          農林水産業のみらいの宝石箱
一 正和 26
 
統計に見る日本の林業  森林認証の取組
林野庁 28
 
報 告        日本森林技術協会 第72回定時総会報告
29
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