会誌「森林技術」

No.950

2021年 6月 10日 発行
○表紙写真○

ヤギに食害されて    荒廃した森林
(東京都小笠原村父島)
大河内 勇(日林協)撮影

 ヤギの食害を受けて森林が劣化し,所々に単木的に木が残っているだけです。草本も食害を受けていて外来種が大半を占めます。在来樹種の稚樹はほとんどありません。このような場所をいかにして在来樹種の森林に戻していくのか,技術開発が求められています。
No.950

                               
                       目 次


●論 壇  世界自然遺産「小笠原諸島」の今                           大河内 勇    2
 
●特 集  世界自然遺産「小笠原諸島」
 
 小笠原諸島の植物保全とその意義                             河原孝行  8
 
 ノヤギと外来植物
  ―小笠原の森林修復の現状と未来                            村尾未奈 12

 小笠原諸島における
 外来ネズミ類対策(環境省の取組)                            黒江隆太 16
 
 小笠原諸島の絶滅危惧種を救う                        堀越和夫・佐々木哲朗 20

 
●技術者コーナー
 28 35.ブナの天然更新技術研究50年目の最前線
    正木 隆

●報 告
 32 安全な伐倒技術習得に向けて
    塚本秀貴
 
●本の紹介
 36 森林の放射線生態学
    福島の森を考える
    福田健二
 
 36 森林を活かす自治体戦略
    市町村森林行政の挑戦
    中村幹広
 
●コラム
 37 森林で放射性セシウムはどう動いているのか?
    橋本昌司


 
●連 載
   7 森と木の技術と文化 
    第30話 田植え
    内田健一
 
 24 分け入っても分け入っても青い山(2)
    鎌倉が突き動かした衝動
    佐々木知幸
 
 26 産業界とともにめざす森林再生の未来III 第15話
    3.林業DXへの変革
      (1)機械化,情報システム化の推進のための
      サイバー空間の構築
    今井靖晃

 






 

        
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