○表紙写真○
ヤギに食害されて 荒廃した森林
(東京都小笠原村父島) 大河内 勇(日林協)撮影
ヤギの食害を受けて森林が劣化し,所々に単木的に木が残っているだけです。草本も食害を受けていて外来種が大半を占めます。在来樹種の稚樹はほとんどありません。このような場所をいかにして在来樹種の森林に戻していくのか,技術開発が求められています。
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目 次
●論 壇 世界自然遺産「小笠原諸島」の今 大河内 勇 2 ●特 集 世界自然遺産「小笠原諸島」 小笠原諸島の植物保全とその意義 河原孝行 8 ノヤギと外来植物 ―小笠原の森林修復の現状と未来 村尾未奈 12 小笠原諸島における 外来ネズミ類対策(環境省の取組) 黒江隆太 16 小笠原諸島の絶滅危惧種を救う 堀越和夫・佐々木哲朗 20 |
●技術者コーナー 28 35.ブナの天然更新技術研究50年目の最前線 正木 隆 ●報 告 32 安全な伐倒技術習得に向けて 塚本秀貴 ●本の紹介 36 森林の放射線生態学 福島の森を考える 福田健二 36 森林を活かす自治体戦略 市町村森林行政の挑戦 中村幹広 ●コラム 37 森林で放射性セシウムはどう動いているのか? 橋本昌司 | ●連 載 7 森と木の技術と文化 第30話 田植え 内田健一 24 分け入っても分け入っても青い山(2) 鎌倉が突き動かした衝動 佐々木知幸 26 産業界とともにめざす森林再生の未来III 第15話 3.林業DXへの変革 (1)機械化,情報システム化の推進のための サイバー空間の構築 今井靖晃 |