○表紙写真○
三内丸山遺跡のシンボル 6本柱建物と大型住居
(青森県青森市) 鈴木三男氏撮影
三内丸山遺跡から出土した柱材は100%クリである。6本柱建物の柱根の径は1m、柱穴は径、深さとも2mもある。残存していた柱根の成長は極めてよく、樹齢100年程度と見積もられる。建物復元に必要な木材は国内では調達できず、コーカサス産ヨーロッパグリを輸入した。冬の協同作大型住居の構造材も全てクリ材。
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目 次
●論 壇 「縄文の森」と縄文人 鈴木三男 2 ●特 集 縄文の森と人 縄文時代の気候と森林の変遷 高原 光 8 縄文時代のクリ利用 能城修一 12 下宅部遺跡の集落生態系とウルシ林 工藤雄一郎 16 |
●報 告 20 鹿児島県奄美大島における外来カイガラムシによる 高梨裕行 ソテツの被害と今後へ向けての提言 32 令和4年度 林業技士(森林評価士・作業道作設士) 合格者氏名 34 令和4年度 森林情報士合格者氏名 森林情報士2級資格養成機関登録認定 ●コラム 30 四国のコウモリたち 谷地森秀二 ●本の紹介 36 電子書籍版 マツ枯れは森の感染症 小池孝良 ●木になるサイト紹介 36 中大規模木造建築ポータルサイト 日本住宅・木材技術センター 38 多様な主体による森林づくり活動の推移 林野庁 | ●連 載 7 新・誌上教材研究 その70 子どもにすすめたい「森」の話かご作りの心 山下宏文 24 研修そして人材育成 第47回 「それぞれの自由」と命を守るルール 水野雅夫 26 チェンブレ!(32) 寄せ集めの集団だからこそ 丹羽智大 28 産業界とともにめざす森林再生の未来III 第30話 4.国産材の需要拡大への取組 (2)建築分野(木造集合住宅)における更なる国産材 利用推進(低歩留まり改善と強度を両立させる、 複数樹種組み合わせによる国産材活用推進) 加藤富美夫 37 森と健康 みどりのリレー 第8回 身近な森でデジタルからの断食を 宮崎史枝 |