会誌「森林技術」

No.972

2023年 4月 10日 発行
○表紙写真○

スギの人工乾燥と天然乾燥
(愛媛県久万高原町 久万広域森林組合)
齋藤周逸氏撮影

 木質バイオマスボイラを熱源とした蒸気加熱式の大規模乾燥施設(左上)。径級18〜34cmの製材用スギ原木(右上)はスギ間柱材として天然乾燥処理後、含水率15%以下に人工乾燥されます(左下)。天然乾燥の桟積み上部の製材は重石で、下部の製材はそれより上の製材の重さで変形を抑制します(右下)。こうして人工乾燥の前に含水率をある程度揃えると、均一な仕上がり含水率が期待できます。
No.972

 
目 次
 


●論 壇  木材乾燥                                  信田 聡           2
 
●特 集    国産材利用と木材乾燥
       
      建築設計の立場から国内の木材乾燥に思う                     瀬野和広             8
 
      北海道における木材乾燥の取組                        伊藤洋一            12

      岡山県北部地域に見られる品質にこだわる乾燥材生産            河崎弥生            16
 



●トピック
 20  木の価値を全力で届ける
   古谷隆明

●報 告
 28  国産ヒノキ材の4m材2本を継ぎ手で8m材にする
   田原 賢

●会員の広場
 32  市町村は県が実施する森林整備事業に
   どのようにコミットしているか
   関憲一郎

●本の紹介
 36 100年人生に草木のめぐみ
  今村祐嗣

●木になるサイト紹介
 36  キノマチウェブ
   アサイアサミ

●統計に見る日本の林業
 38  非住宅・中高層建築物における木材利用の動向
   林野庁




 

 
●緑の付せん紙
 40 2023ミス日本みどりの大使
  上村さや香さんが日林協に来訪
  日林協

●連 載
  7  森と木の技術と文化
  第41話 キトピロ
  内田健一
 
22  産業界とともにめざす森林再生の未来III 第31話
  4.国産材の需要拡大への取組
  (3) 建築分野(非住宅分野)における更なる国産材
  利用の推進
  (4) 「日本版ZEB ZEH」制度に向けて
  〜木質バイオマスによるエミッションZEBの研究〜
  宮崎賢一

26  分け入っても分け入っても青い山(13)
  愛のある「つっこみ」を
  佐々木知幸


 


 
 

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