○表紙写真○
仮想空間と現実世界を自動走行するフォワーダ
(茨城県常陸太田市) 池田 圭 氏撮影
SLAMにより生成した3Dマップ(上・仮想空間)および実際の作業道上(下・現実世界)で機械の自己位置を推定しながら自動に走行しているフォワーダです。車両幅2.5mのフォワーダが高低差50mの急勾配を含む幅員3.5m、延長1.6kmの森林作業道を積載状態で走行しています。
(文:中澤昌彦氏) |
目 次
●論 壇 林業における新技術とデジタルデータの活用 中澤昌彦 2
●特 集 DXで林業はどう変わるか
自律移動ロボットによるデジタルツインの拡張 中村良介 8
森林のデジタルツインの構築に向けて 瀧 誠志郎 12
丸太運搬作業の完全自動化に向けた
荷役作業自動化技術の開発と自律走行技術の高度化 有水賢吾 16
林業における
デジタルトランスフォーメーション(DX)の可能性 西川祐矢 20
●報 告 24 都市住民の森林への訪問をめぐる 研究の可能性と課題 平野悠一郎・高山範理・小田龍聖・大塚啓太・ 神宮翔真・八巻一成 37 第69回『森林技術賞』業績の紹介 生態を利用した 森林害虫の被害軽減手法の開発とその普及 大澤正嗣 ●コラム 32 魚津埋没林 太古の環境変化を読み解く鍵 石須秀知 ●統計に見る日本の林業 36 木材価格の推移 林野庁 | ●連 載 7 森と木の技術と文化 第50話 除草剤 内田健一 28 分け入っても分け入っても青い山(22) 小さな気配り、はじめよう 佐々木知幸 30 産業界とともにめざす森林再生の未来III第43話 1.循環型・次世代林業の推進 (1)エリートツリーの普及拡大 太刀川 寛・大塚史彦 ●正会員の皆様へのお知らせ 38 代議員選挙の告示について |