○表紙写真○
本格的な山菜シーズンを告げるゼンマイの乾燥作業
(新潟県十日町市) 齋藤暖生 氏撮影
ゼンマイは揉みながら乾すことで、水戻ししたときに柔らかく、味が染み込みやすくなる。揉む手加減には熟練が必要で、強すぎればゼンマイの表皮が破けて食感が台無しになり、弱すぎれば中から水分が出にくく、仕上がりも固くなってしまう。揉む作業は1日に4、5回で、天候によるが、これを2〜3日繰り返してようやく乾しあがる。 (撮影者記)
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目 次
●論 壇 食べられる森林資源:山菜やキノコを中心に 齋藤暖生 2
●特 集 「山の幸」から考える森と人のつながり
森林蜜源と養蜂 真坂一彦 8
福島第一原発事故と野生きのこ・山菜の現状 小松雅史 12
国産黒トリュフ(アジアクロセイヨウショウロ)の
人工栽培を目指した技術開発 水谷和人 16
山菜・野草の楽しみ方 小寺春樹 20
●報 告 28 持続可能な豊かな森を築く 宇都木玄 32 ナラ枯れの北海道への侵入と 今後の防除対策への提言 尾崎研一 ●木になるサイト紹介 36 新林 吉岡優一 ●緑の付せん紙 36 2024ミス日本みどりの大使 安藤きらりさんが日林協を来訪 日林協 39 「日林協デジタル図書館」を公開しています ぜひご活用ください 日林協 | ●統計に見る日本の林業 38 特用林産物の動向 林野庁 ●連 載 7 森と木の技術と文化 第47話 山村と銃声 内田健一 24 産業界とともにめざす森林再生の未来III第40話 5.国産材の需要拡大 (1)非住宅建築における使用木材の規格化 宮崎賢一 26 分け入っても分け入っても青い山(19) その時そこにあった庭 佐々木知幸 |